養殖のヒラメにも寄生していますか？
天然だけでなく、養殖のヒラメからもクドア・セプテンプンクタータの寄生が確認されています。ただし、養殖場やいけす内で魚から魚に感染することはないと考えられています。これまでの調査から、クドア・セプテンプンクタータの寄生が確認された養殖場が存在する海域は限られており、養殖場における寄生の拡大は、クドア・セプテンプンクタータが寄生した稚魚を移動させたことによる可能性が高いと見られています。ヒラメによる食中毒を防止するため、養殖場では、現段階でできる次のような対策を進めています。
・クドア・セプテンプンクタータが寄生していない稚魚を導入する。
・来歴・飼育履歴等が異なるヒラメが混合しないように飼育管理する。
・ゴカイ等の環形動物がいない飼育環境を確保する。
・飼育履歴を適正に管理する。
・出荷前にクドア・セプテンプンクタータの寄生がないことを検査で確認する。
クドアＱ&Ａ
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