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ユニフォームの衛生管理とは

ユニフォームの衛生管理のポイント

公開日:2023年12月27日

ユニフォームの衛生管理は、どうしてる?

 食品を取り扱う工場では、施設や機器を清潔に保つだけでなく、ユニフォームの衛生管理も手を抜くべきではありません。ユニフォームの衛生管理がおろそかになると、二次汚染や異物混入などの品質不良が発生しかねないからです。
 本記事では、自家ランドリーを行う際のユニフォームの衛生管理の注意点やおすすめの方法をご紹介します。
 合わせて、増加傾向にあるクリーニング事業者からのユニフォームのレンタルのメリットについても、ご紹介します。ユニフォームの衛生管理でお困りの際、参考にしてください。

ユニフォームの不備で起こるリスクとは?

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 工場内で着用するユニフォームは、衛生的かつきちんと整備されていることが必須。汚れたユニフォームは二次汚染さらには食中毒の原因になりかねませんし、整備が行き届いていないユニフォームの場合、ほつれた糸くずなどが食品に混入する可能性があるからです。
ただ、従業員の中には、ユニフォームの管理の重要性を認識していない人もいるかもしれません。そのため、まずはユニフォームが整っていないことでどのようなリスクが引き起こされるか、従業員全体で共有し、危機感を持つことが大切です。

 最初にしたいことは、各自のユニフォームにほつれや汚れなどがないかどうか、従業員自身がチェックをすることです。この作業の習慣化によって、従業員の衛生管理の意識を向上させることができるでしょう。

 また、工場内で私服(通勤着)とユニフォームを同じ場所で保管していませんか? 
衛生管理の視点から、ユニフォームと私服との接触は避けたいもの。ユニフォームを保管しておくロッカーと、私服をしまうロッカーは別々にするようにしましょう。スペースの都合などで、ロッカーが分けられない場合でも、せめて棚を分けるなどといった工夫が必要です。

自家ランドリーで洗濯する時に気をつけたいこと

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 施設内で従業員がユニフォームを洗濯=自家ランドリー方式を採用している工場も多いことでしょう。この場合、ユニフォームの衛生面の均一化を図るために、正しい洗浄方法を従業員に教育する必要があります。工場で製造する商品の品質にも関わることですので、以下の洗濯法を徹底させるようにしましょう。

自家ランドリーの手順
①【汚染度が高いものとそうでないものを分別】
 洗濯をする際には、汚染度が高いものとそうでないものとを分別するようにします。食品工場によっては食材由来の血液などで
 ユニフォームが汚れる場合があります。血液汚れが付着したユニフォームなど汚染度が高いものは、
 ほかのものとは分けて洗うようにしましょう。

②【適切な洗浄剤を選び、乾燥機でしっかり乾かす】
 自家ランドリーでは、洗浄剤の選び方も重要です。
 除菌・抗菌効果のある洗剤、漂白剤、仕上げ剤(柔軟剤など)を使用してください。
 乾かす際は、しっかりと乾燥させること。生乾きだと菌の繁殖する懸念があります。乾かし方にも気をつけてください。
 外に干した方がカラッと乾くのでは?と考える方もいるかもしれませんが、外は花粉やホコリなどといった異物がいっぱい!
 異物の付着を避けるためにも、乾燥機を使って乾かすのがベストです。

③【アイロンがけを行い、たたみながらチェック】
 仕上げには必ず、アイロンがけを行うようにしましょう。繊維のしわをとり、パリッとして清潔感があるように見えるだけではなく、
 除菌効果を期待することができるからです。
 アイロンがけを終えたら、清潔な場所でたたみます。たたむ時には繊維の毛羽立ちやほつれがないかチェック
 ほつれなどを見つけた場合は、必ずその場で補修を行いましょう。そのままにしておくと、異物混入につながる危険性があります。

 ライオンハイジーンでは業務用洗濯機や大型自家ランドリー用の洗剤・漂白剤・柔軟剤を多数品揃えしています。

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 どのようなものを使用すればいいのか分からない方にも、導入に向けて最適な洗剤やシステムをご提案いたします。

ユニフォームレンタルの活用もオススメ

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 自家ランドリーの場合、従業員に対して洗濯方法を教育することからスタートしなければなりません。また、汚れ落ちが悪ければ再洗浄を行い、ほつれがあれば修理に出すなど、様々な作業が発生し、ユニフォームの品質を保つのは意外に手間がかかります。
 そこでご提案したいのがユニフォームレンタルです。

 クリーニング事業者の中には、クリーニングだけでなくユニフォームレンタルを行っているところがあります。

【ユニフォームレンタルを利用するメリットは3つ】

  • ユニフォームの洗浄品質が高く衛生面の均一化が図れることです。プロの手でしっかりと洗浄が行われるため、安心です。
  • 事業所の特徴に合わせたユニフォームが選べること。デザインや機能など、自社に合うものをチョイスすることが可能になります。
  • ユニフォームの破損や消耗度合のチェック、在庫確認などの管理作業を軽減できることです。煩雑な管理をクリーニング事業者に
    任せられるので、ユニフォーム管理の効率が上がります。

 最近では、ICチップなどを取り付けてユニフォームごとに情報管理(クリニーング回数や入出庫管理など)を徹底している事業者もあります。
 ユニフォームの衛生管理の品質向上と効率化を図るためにも、コストと利便性のバランスを考慮の上、ユニフォームレンタルの検討をしてみてはいかがでしょうか。

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