ノロウイルス対策を考える!
食中毒が発生した施設の衛生状況
厚生労働省より「ノロウイルスによる食中毒の予防及び調査の結果」が公表されました。
この調査は、平成28年12月~29年1月にノロウイルスを原因とした食中毒(65事例)が発生した施設及び調理従事者
に対して行われたものです。みなさんの職場と照らし合わせながら、衛生管理を再チェックしてみましょう。

作業室での手洗い等に関する事項
  • Q. 手洗い設備は使用できる状態ですか?
    82% 18%
    使用できる 使用できない
  • Q. 手洗い設備は清潔に保たれていますか?
    69% 31%
    清潔に保たれている 清潔に保たれていない
  • Q. 作業室の手洗い設備に手洗い方法についての表示や掲示がありますか?
    29% 71%
    表示・掲示あり 表示・掲示なし
  • Q. 作業室の手洗い場に手洗い用の洗浄剤、消毒剤の設置をしていますか?
    88% 12%
    設置あり 設置なし
  • Q. 作業室の手洗い後に手を拭くための設備はありますか?(複数回答)
    紙タオル 布タオル 設置していない ジェットタオル
手洗い設備が使用できない状態が2割あり、3割が清潔に保たれていませんでした。作業室の手洗い場に洗浄剤や消毒剤を置いていない施設も1割ほどあります。また、手洗い方法についての掲示はしていない施設が多いようです。手を拭く設備では、汚染拡大がおきやすい布タオルが使われていたこともわかりました。みなさんの施設では正しい手洗いが行える環境づくりが出来ていますか?

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手袋に関する事項
  • Q. 食品に直接触れる作業において、手袋(使い捨て手袋)を使用していますか?
    食品に触れる作業において手袋を使用している 特定作業のみ その他 使用していない
    ※1:不定期で盛付時に使用、大会前に保護者に着用促したが未使用者あり
  • Q. 手袋使用や交換のタイミングが規定されていますか?
    手袋使用や交換のタイミング規定の有無
    ※ 母数は手袋を使用している(特定の作業のみ、その他を含む)と回答した48事例
食品に直接触るときに手袋を使用していないと答えた方は1/3程度でした。また、手袋を交換するタイミングに規定がない事業所は半分となっています。手袋は手の汚染を食品につけない目的で使用されますが、「手袋を着用していれば安心」と過信せず、使用方法も管理しましょう。みなさんの施設ではルールがありますか?

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便所に関する事項
  • Q. 便所の設置状況について(複数回答)
    便所の設置状況グラフ
  • Q. 便所の清掃状況について(複数回答)
    便所の清掃状況グラフ
便所の設置については従業員専用がある施設は3割にとどまりました。清掃については、みなさん行われているという結果になりました。便所は汚染が拡大しやすいポイントです。定期的に清掃し、清潔を保つことで汚染を防ぎましょう。みなさんの施設では清掃頻度や清掃方法は決められていますか?

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従事者に関する事項
  • Q. 健康状態の確認記録はありますか?
    健康状態の確認記録の有無グラフ
    記録あり 記録なし
  • Q. 便所に入る場合に専用の履き物に履き替えるようになっていますか?(場所の有無)
    便所の履き物有無グラフ
    履き替え場所あり 履き替え場所なし
  • Q. 病原体を保有する調理従事者(検便検査でノロウイルスを検出した者)が担当した調理作業はなんですか?(複数回答)
    病原体を保有する調理従事者が担当した調理作業についてのグラフ
従事者の健康状態の記録がされていたのは3割程度にとどまりました。便所で専用の履き物に履き替える場所がある事業所はほぼ半分となっています。ノロウイルスを保有していた方が担当していた業務で最も多かったのが、食品に直接触る業務でした。流行期は誰もがウイルスを保有していると考えて管理をしましょう。

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作業着に関する事項
  • Q. 作業着の交換頻度が決められていますか?
    作業着の交換頻度グラフ
  • Q. 便所に入る前に作業着を脱衣するようになっていますか?(場所の有無)
    便所に入る前に作業着を脱衣状況グラフ
作業着の交換頻度が決められていないとお答えいただいた方は約半数。便所に入る前に脱衣する場所があるのは3割ほどという結果になりました。作業着の清潔保持は感染経路の遮断に繋がります。作業着の管理は従事者任せにせずルールをつくり、常に清潔なものを着用しましょう。
ライオンちゃんご自身の職場と照らし合わせてみていかがでしたか?
ノロウイルスによる食中毒は年間を通して発生しますが、秋から冬にかけてが流行期となります。ノロウイルスは感染力が強く、少量のウイルスから大規模な食中毒をおこしやすいため、衛生管理を徹底することがとても大切です。
実際に食中毒が発生した事案の結果を参考に、抜け漏れのないノロウイルス予防対策を実践しましょう!
出典:「ノロウイルスによる食中毒の予防及び調査の結果について」(厚生労働省 平成29年7月21日発表)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000172041.pdf)を加工して作成

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