Q&A

ノロウイルスによる食中毒の治療法は?

現在、このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はなく、通常、対症療法を行います。
症状がでている間はしっかりと水分の補給をすることが大切です。特に体力の弱い乳幼児や高齢者は、脱水症状を起こしたり体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を充分に行います。脱水症状がひどい場合は病院で輸液(点滴など)を行います。
抗生物質は効果がなく、かえって下痢の期間を長引かせることがあるので、通常使用しません。その他は、症状に応じて吐き気止めや整腸剤などの薬を使用します。下痢が長びく場合には下痢止めの薬を投与することもありますが、ウイルスの排出を阻害してしまうので最初から用いるべきではありません。投薬は医師に相談しながら適切に行います。
症状の持続する期間は数時間〜数日(平均1〜2日)と短期間です。他の病気があったり、大きく体力が低下しているようなことがなければ、重症化することはまずありません。ただしごくまれに、嘔吐した物を喉に詰めて窒息することがあるので注意が必要です。


参考資料:
●厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000129187.pdf
●国立感染症研究所感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/disease/norovirus/taio-a.html

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